JALがA350のスケジュールを発表
日本航空が最新鋭機A350-900の就航スケジュールを発表しました。
9月から羽田と福岡を1日3便で飛ぶようです。
詳細は日本航空のHPを見て下さい。羽田と福岡のみでその他の発表は無かったですが、札幌と那覇にも飛ばす事は表明済みなのでそのうちわかるでしょう。
HPでは3号機までの写真が掲載されてました。
特別塗装ですね、初号機にはよくやるお祭り塗装です。
日本航空としては初めてエアバスを導入した事で話題になりましたね。
A350-900と-1000も導入するとのことで、航空ファンなら予想はつくと思いますがこれは確実にB777の置き換えですよね。
ジャンボ亡き今はB777が日本航空の大型機を担当しています。777-200と-300です。777も比較的新しい航空機ですがデビューから四半世紀が経とうとしてるので、置き換えのタイミングとしてはベストかな。
-300に関してはまだ導入してから新しい機体もあるのでゆっくり更新していく感じになるのでは。
777-200の後継にA350-900を、B777-300の後継にA350-1000ですね。
ボーイングの後釜をエアバスにする、しかも日本航空として初めてエアバスの導入、ライバルのANAはB777Xを選択したのでこの決断どうでるか。
日本航空が初めてエアバスを導入するということは、人件費もかなり増えるということです。
パイロットはどの航空機でも操縦出来ることはなく、それぞれ機種ごとに免許が違います。整備士も同じように機材によって担当が違いますし、それぞれ教育に莫大なコストと時間がかかります。
それを理解して初めてエアバスと契約した、しかも大型機なので購入費用は兆を超えたと思います。
つまり今後はエアバスを積極的に導入する可能性もありえます、737maxを購入せず在来の737-800を買ったこともそれに繋がるのかも。
A321neoなんて最高の機材ですしね。
ではA350とはどんな飛行機なのか?
787のライバルと言われますが大きさ的に777Xのライバルのような気もします。
既に乗った人からの評価はとても高く、特に静粛性は抜群とのこと。
A350-900とB777-200が、A350-1000とB777-300が大きさの近い直接のライバルとなります。
A350は日本の航空会社はまだ飛んでませんが、海外の航空会社ではすでに導入して世界の空を飛んでます。
関空でフェンエアやキャセイのA350を何度か見てますが、さすが最先鋭の翼と言う印象でした。
日本航空のHPでシートマップが出てました。
国内線用だと思うので、今後国際線にも就航する時は違った配列になると思います。
今回の国内線のシートマップを見ると、
ファーストクラスが2-2-2
クラスJが2-4-2
エコノミーが3-3-3の配列。
国際線では恐らくですが、
プレミアムエコノミーが2-3-2
エコノミーが3-3-3の配列になると予想しています。
内装がとても良い。
次点でSQでしょうか、これは個人の好みですけど。
A350でファーストクラスを取り入れてる航空会社は確かMHだけだったはず。
日本航空も国際線ではファーストは導入しないでしょう。
国内線のファーストクラスは国際線のビジネスクラスくらいのシートなので、今回の国内線用のファーストはあくまで「国内用」でしょう。
国内線で片道1万円ほどでA350を経験出来るのは凄く良いニュース。
めっちゃ乗ってみたいです。
このA350は間違いなく世界の、そして日本の翼として世界を引っ張っていくでしょう。
A350-900にはULR (Ultra Long Range)という派生モデルもあり、シンガポールからニューヨークを飛んでる機体もあります。片道18時間ですよw
2010年に経営破綻その後、独占禁止法の絡みもあって国が再生させ復活した日本の翼「鶴丸」
(法人税免除などたくさん恩恵を受け、税金が注ぎ込まれた)
退職した元幹部役員に毎年数千万円の手当を支給してたそうです。そりゃ破綻するわな。
個人的に好きなキャリアじゃないけど、積極的に最新鋭機を導入してるのは評価出来るでしょう。
ボーイングは787と737maxと言う最新鋭の飛行機は欠格が多いです。
しかしエアバスは350も320neoもそのような負の話題は入ってこないです。
日本航空がエアバスを導入した決断、そして何よりA350がもたらしてくれる明るい日本の航空業界に期待しましょう。