JRAで大量の競走除外
久々の更新です。
諸事情でなかなか書けませんでした。
今日は標題の通り、旅の話ではありません。
本日JRAが今週のレースでなんと156頭の競走除外を発表しました。
その中には今週のメインレース函館スプリントSで断然の一番人気が予想されたダノンスマッシュも含まれていました。
その函館SSは当初13頭出走予定がなんと7頭に。。
この件の詳細はまだわかりませんが、今わかってるのは
1、カイバから禁止薬物が発見された
2、その薬物は今までも使っていて問題なかった
この3つです。
1はいいですが、2と3に関しては疑問しかありません。
何故今までOKだったのが駄目なのか?
何故JRA傘下の企業が作ってるものが禁止薬物を混ぜているのか?
事の発端は金曜日に3の業者から調教師に
「禁止薬物が混ざってるのでカイバを回収したい」と連絡があったそう。
その調教師はJRAに報告しJRAが調査したところ禁止薬物が見つかったそうです。
不可解としか言いようがありません。
しかも今までその業者が搬入してたのと同じものなのに今回はNGと。
抜き打ち検査とかではなく、業者から連絡があったこと。
そして気に入らないのが土曜日の取材に応じたのがJRAではなく福永騎手だったこと。
福永騎手は騎手会の副会長で会長は武豊騎手。その武豊騎手は今フランスなので福永騎手が取材に応じたと思いますが、なぜ騎手が取材に応じるのか?
騎手側は完全な被害者であり、JRAの上層部が取材されるべきですし福永騎手が取材に応じたのが1レース終了後。開催日レースの合間にレースと関係ない事を話させるとはJRAは怠慢すぎるでしょ。
JRAは農林水産省が絡んでますがさすが役所の対応。本当にクズですね。
欧州では薬物が一切禁止されてます、アメリカではモノによっては使ってOKと複雑なルールになってます。日本はアメリカ寄りですがこれを機に全てNGにするべきでは?
そもそも日本の競馬は欧州の真似で作ってます(芝がメインなのがその証拠)
ここも欧州に合わせるタイミングちゃいますかね。
気になるのは今回除外になった馬達への今後の対応。
薬物が認められると出走停止になりますが、今回は異例ですし時期的にも未勝利馬はもう猶予が少ないです。逆に優先出走権などを設定すべきかと思いますし、特例でレースの数を増やすなどしてもいいかと思います。まあ役所のすることなのでこんな柔軟な対応はしませんけど、、
しかも今回除外になった馬全てに検査をせず、対象となっているカイバを食べさせた馬は自動的に競走除外になってるそうです。
要は精密検査せずに対象のモノを食べさせた馬は全て自動的にアウトってこと。
適当なことせず検査しても良かったのでは?
例えば土曜の開催を中止し、月曜に振り替えて土曜日に徹底検査をする。
やろうと思えば出来たでしょうが、売上重視のJRAはそんなことしませんよね。
終わった事だから仕方ないでは済みません。
数年前薬物問題で被害にあった馬がいます。
その後の競走生活が狂わされた被害馬です。
そこから何も変わってないのですね。
このような事が二度と無い事を願いますし、今回の件で被害を受けた人には保証をそして競走馬に(特に下級条件)再度走る場所を設定するのがすじでしょう。
今日のネタは終わりにしますが何か納得いかん。