名松線に乗ってきた
世間は3連休真っただ中、僕は今日のみお休みです。。
今日は表題の通り名松線について。
名松線は三重県を走るJR線のことで、名張と松阪を結ぶ路線のため名松線と名づけられました。しかし実際には津市の伊勢奥津と松阪を結んでいる路線です。
名張と松阪は近鉄が先に開業して国鉄は伊勢奥津止まりになったらしいです。
名松線は10年ほど前に台風被害で不通になっていましたが、2016年に全線で復旧して現在に至ります。
そんな名松線はどんな感じかを体験してきました。
ちなみに行ったのは二週間前です。
まずは僕が行ってきたルートを書きます。
豊橋から名古屋、そして亀山へ。
亀山からは松阪に行きそこから名松線のスタートです。
名古屋で買ったサンドイッチ。
美味しいけど高い
亀山到着前
松阪までは高校生やら結構な乗車がありました。
松阪では対面乗り換えで名松線に、途中全く写真撮ってないw
そんなこんなで終点伊勢奥津
ディーゼルの1両運転
みんなで守ろう名松線と書かれてありますが、この路線は赤字路線で廃線の危機にさらされています
列車は1日に8本のみ、しかも全て1両
家城駅で松阪行きに接続の列車がありますが、この名松線では交換設備があるのが家城しかないんです。
もちろん行き違いの列車待ちも家城でしかできません。
続いては駅周辺の案内を
人もいない、車も走ってないまるでゴーストタウン。
建物も昭和というか大正のような感覚、こんな場所に鉄道の終着駅があるのが不思議だった。
駅前に戻ってきた
バスが走ってるようだが、1日に3本のみ
JR東海も企業なので、採算が全く取れない路線は不要な荷物。
沿線住民のためを考えると存続させるべきだろうが、需要供給のバランスや維持コストを考えると廃線にしてバスに切り替えるべきだと思う。
実際に往路の伊勢奥津行きは途中の乗降客がゼロだった。
乗客も自分を含め18切符の人ばかりで、地元の人はほとんど乗ってなかった。
そんな事を考え駅に戻る
たまに美しい景色も
沿線の景色。おそらくバブルが崩壊してからはこの周辺に観光客は来てないのだろう、今の壊滅的な日本の経済では活性化は無理だろう。
唯一の交換場所である家城に到着
こんなアングルから写真撮れるのは地方路線ならではですよね
唯一の交換駅の周辺。
ちなみにここも伊勢奥津も駅付近にコンビニはありませんので
この駅では15分ほど止まってました
さあ松阪へ戻りましょう
戻ってきた
松阪では快速みえと接続してましたが、18切符の僕は伊勢鉄道線経由するみえは520円払わないといけないのと、みえは混んでることが多いので亀山行きの普通列車で帰りました。
ちなみにみえは混んでなかったですw乗ればよかった
そんなこんなで名松線の旅は終わり。
景色も大半が畑ですし、過疎化し過ぎてるので廃線になっても仕方ないでしょう。
JR東海としては存続の意向とのことですが、現状ですといずれは廃線になりそうな気もします。人気の観光列車を走らせたり、沿線になにか大きな興行施設を作ってみるのが良いと思いますが、そこまで投資するとは正直考えられません。
首都圏では15両編成の列車が大量に走ってます。名松線の旅で感じたのは
「都会に人もモノも集中し過ぎている」これに尽きます。
残って欲しいけど、いつ消えても仕方ない。そんな名松線でした。
余談。
最近の旅ではワイヤレスイヤホン使ってます、今まではスマホについてるイヤホン使ってましたがワイヤレスは本当に便利で家の中でも使ってます。
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