ドバイワールドカップデー 2019
日付が変わって今日3月30日はUAEで行われる競馬の祭典ドバイワールドカップが行われます。
ワールドカップと言ってもサッカーのように4年に一度ではなく毎年開催されます。
ここ数年はネット限定ですが日本からも投票出来るようになり、より注目度が増しています。
メインレースのワールドカップ以外にも大レースがあり、とんでもない賞金が与えられます。
今年は日本から大挙して出走します。
メインのワールドカップは1頭ですが、他のレースにたくさん出走します。
日本馬の勝算をそれぞれ見ていきましょう。
ゴドルフィンマイル ダート1600m 21:15発走
まあ頑張って3着でしょう。
去年のフェブラリーステークスを勝ってますが、展開が味方した結果。
ピークは過ぎ衰えは隠せません。
UAEダービー ダート1900m 23:05発走
デルマルーヴル
1桁着順ならOKでしょう、揉まれたらそ時点でアウト
ゴールデンシャヒーン ダート1200m 23:40発走
マテラスカイ
去年このレース5着。その後日本で重賞制覇。期待は高まるが入着が精一杯かな。
このレースはスピードが全てで、アメリカ勢が圧倒的に強い。
スピードはあるのでゲートを決めて、激流にならなければチャンスはあるけどそうは上手くいかないでしょう。
ターフ 芝 1800m 24:20発走(ここは沢山語ります)
アーモンドアイ
ディアドラ
(年齢が若い順に載せてます)
日本人にとってはこれか、次が事実上のメインレースでしょう。
3頭とも秋華賞馬で、世界的にも有名。
おそらく海外勢を抑えてアーモンドアイが1番人気でしょう。
牝馬3冠とJC驚愕のレコード。前にいけるし後ろからでも差せる。
スキが無い無類の強さ、問題は海外初の遠征でしょう。
展開うんぬんより体質が弱いので、そこさえクリアできれば。
ディアドラも勝つ可能性は十分ある、去年このレース3着。
その後は騎手の都合に振り回される可哀想なローテながら堅実かつ強さをみせた。
暮れの香港でも勝ちにいった2着と世界でも十分通用する強さを持ってる。
ヴィブロスは一昨年このレースを勝って、去年は2着とこのコースはお手の物。
このレースで引退が決まってるのでとにかく無事に走って欲しい。
6歳だが走りに衰えは全く感じない。アーモンドアイを差す足も持ってる。
日本馬の上位独占も普通にありえるこのレース、このような時に怖いのがやはりフランキー。ウィズアウトパロールが外から襲いかかる。。。
しかし、贅沢なものでどれか1頭は勝つと楽観的に考えてます。
実際めちゃくちゃ強い牝馬3頭が出走しますし、それぞれが適正の距離とコースですからね。1-2-3も普通にありえます。
シーマクラッシク 芝 2400m 25:00発走 (ここも沢山語ります)
スワーヴリチャード
(年齢が若い順に載せてます)
8頭と言う少頭数のうち日本馬が3頭。ここも上位独占が期待されます。
スワーヴリチャードは去年の大阪杯以来勝ってませんが、左回りのこの距離はめっぽう強い。JCは展開的に厳しかったですし、前走は明らかに叩き台。
出遅れがたまにあるので、ゲートを決めたら脚質は変貌自在。展開に左右されないのは海外ではすごい武器。
レイデオロは有馬記念以来ですが、順調にきてるし今や日本の総大将。
去年このレースで4着だったように折り合いに難があるのでそこがポイント。
きっちり折り合うと確実に最後は伸びてくるのである程度流れるとチャンス十分。
しかも左回りはめっぽう強いし、この馬も脚質に幅がある。
シュヴァルグランは7歳と高齢だが、全く崩れないので年齢は気にする必要なし。
1番枠で少頭数なので全てが味方しそう、有馬記念以来だがこの距離なら力は出せるので包まれなければチャンス十分。JCでレイデオロに勝ってますし、スワーヴともまだ勝負付けは済んでない。JCを勝たせた騎手に期待がかかります。
このレースも強い相手がいるけど、日本馬はそれ以上に強いと思います。
ここも誰かが勝つと思うし、1-2-3も十分狙えます。
少頭数なので超スローになった時に誰が動くのか、スワーヴやレイデオロが捲る可能性も十分にある見ごたえのあるレースになりそう。
ワールドカップ ダート 2000m 25:40発走
この馬が出走した理由は上記に書いた「日本でも投票出来る」がポイント。
日本で海外のレースを投票するには日本馬の出走が条件です。
この馬は「投票権を得るための犠牲者」です。
メインのワールドカップに参戦する馬がいなければ投票権がない、つまり儲からない。
その為無理やり誰かを出走させる必要があったのです。
そこで犠牲になったのがこの馬。恐らくJRAからオーナーに話がありお金も払い出走に踏み切ったのでしょう。
はっきり言います、全くのノーチャンスです
無事走って、無事帰国して。これが正直なところです。
ってことでケイティブレイブの参戦は裏事情がみえみえなので語りません。
遠い異国の地までオーナーの金儲けの為連行され、ボロ負けして身も心も傷ついて帰るのが明らか。
。。。
まあそれまでのレースを楽しみましょう。
ターフとシーマクラシックは日本馬が勝つと思ってます。
シーマクラッシクで言えば、
2006年にはスワーヴとシュヴァルの父ハーツクライが勝ったレース。
ターフは日本馬の十八番。今まで4頭が勝ってます。
古くはアドマイヤムーン、近年ではジャスタウェイ、リアルスティールや今年も出走するヴィブロス。
今年はかなり有力所が出てますので期待しましょう!!